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相続前でも実家の相談はできる?|府中市の空き家ワンストップ窓口

2026年10月1日開設の府中市空き地・空き家ワンストップ相談窓口は相続予定者も対象。住む・貸す・売る・備えるの4つから、家族で話すことと相談前の準備を整理します。

公開:2026-10-03内容確認:2026-10-03文:実家ジタク編集(TBH不動産)

親が住む実家を、将来どうするか。相続してから考えようと思っていても、誰が管理するのか、住み継ぐ人はいるのか、家族で話しておきたいことは今からあります。まだ相続していないことを理由に、相談を待たなくてよい窓口が東京都府中市にできました。

府中市の窓口は、2026年10月1日に開設

府中市は2026年10月1日、「府中市空き地・空き家ワンストップ相談窓口」を開設しました。市のページでは、売却、賃貸、利活用、取り壊しのほか、近隣の空き家に関する困りごとも相談できると案内しています。[出典1]

運営するNPO法人空家・空地管理センターの同日発表では、府中市内の空き地・空き家を所有する人に加え、市内の住宅や土地を相続する予定の人も対象に含まれています。管理されていない市内の空き地・空き家の近隣に住む人も対象です。[出典2]

10月1日は窓口の開設日で、市の案内ページの最終更新日、運営団体の発表掲載日も同日です。「相続が終わった人だけの相談先」と受け取らず、相続前の準備についても相談内容を伝えてみましょう。

府中市の窓口を利用するには

この窓口の対象は府中市内の物件や近隣の困りごとです。他の自治体の実家については、実家のある市区町村の空き家担当窓口に、対象者や相談内容を確認してください。

売るかどうかを決める前に、4つの支度を並べる

実家ジタクの4つの支度は、「住む支度」「貸す支度」「売る支度」「備える支度」です。相談前にひとつに決める必要はありません。今の希望と分からない点を、次のように整理すると話を始めやすくなります。

住む支度:誰が、いつから使う家なのか

家族が住み継ぐ、セカンドハウスとして使うなら、その人の暮らしに合う家かを確認します。残したい気持ちに加えて、使い始める時期と修繕の見込みを並べてみましょう。

  • 親御さんの今後の暮らしと、住み継ぐ人の希望を聞いたか。
  • 使う時期、修繕が気になる箇所、現地確認の担当を書き出したか。
  • 現在の名義と、住み継ぐ際に専門家へ確認したい点を整理したか。

貸す支度:家賃だけでなく、準備と管理の手間を確認する

手放さずに貸す選択肢では、賃料の見込みと、貸す前に必要な片付け・修繕、貸した後の管理を分けて考えます。窓口では、賃貸や活用について、どこに何を相談すればよいかを聞けます。

  • 家財を片付ける範囲と修繕の必要性を確認したか。
  • 賃料の見込みと、初期費用・継続費用を別々に聞く準備があるか。
  • 遠方からの管理、空室時の対応を誰が担うか考えたか。

売る支度:家族の希望と引き渡しまでの段取りをそろえる

売却を考えているなら、家族の意向、名義、家財、時期を整理して相談します。相談した時点で売ると決める必要はありません。「他の選択肢とも比較したい」と伝えて構いません。

  • 所有者本人の希望と、家族それぞれの意向を確認したか。
  • 名義や共有の状況、手元にある書類を把握したか。
  • 片付け・引き渡しの日程と費用で、知りたいことを挙げたか。

相続後の手続きについては、相続登記の記事も参考になります。個別の権利関係や税金は、司法書士・弁護士・税理士などに確認してください。

備える支度:今は動かさない場合の管理を決める

親御さんが暮らしている、家族の方針がまだそろわない。そんな段階でも、書類の保管場所と、将来誰が家を確認するかを共有できます。親御さんが元気なうちに、本人の希望を聞く時間をつくりましょう。

  • 本人が家をどうしたいかを聞き、分からない点も含めて記録したか。
  • 鍵、契約書、名義が分かる資料の保管先を共有したか。
  • 空き家になった場合の見回り、連絡先、費用の負担を話したか。
  • 家族信託などの制度を検討するなら、本人の状況に合うか専門家に確認する予定があるか。

初回相談では、分かっていることだけ持っていく

書類が全部そろうまで相談を待つ必要はありません。まずは次の項目をメモし、分からない箇所は「未確認」と書いておきます。窓口から必要な資料を案内されたら、その後で準備しましょう。

  1. 実家の場所と今の状態:住所、現在住んでいる人、空き家ならいつからか、気になる傷みや近隣への影響。
  2. 本人と家族の希望:住む・貸す・売る・今は動かさない、のどれを考えているか。意見が違う場合はその違い。
  3. 名義と資料:名義人、共有の有無、固定資産税の通知など手元にある資料。分からなければ、そのまま伝える。
  4. 今回聞きたいこと:管理方法、選択肢ごとの費用、専門家へ確認する点など、優先したい問いをひとつ。

相談したら、「次に確認すること」「誰が担当するか」「いつ家族に共有するか」を残します。一度で結論を出すより、次の行動をひとつ決めると、家族の話し合いを進めやすくなります。

実家ジタクにも、家族と家の状況を整理する8つの項目があります。家の方針を整理する相談と、所在地の自治体窓口への確認を、必要に応じて使ってください。

内容は2026年10月3日時点の公表情報をもとにした一般的な整理です。受付条件や、その後のサービスの費用・契約は各窓口で確認してください。個別の法律・税務判断ではありません。府中市の窓口と実家ジタクは、それぞれ別の相談先です。

出典

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うちの場合、何から始める?

親御さんの希望と、いま気になることをひとつメモしましょう。分からないことが残っていても、所在地の窓口や実家ジタクへの相談を始められます。

どうすればいいか分からない、が出発点です

ご家族の状況を8つの項目で整理し、次に話すことを見つけます。まずは気軽にご相談ください。

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